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ギブソンEB-1の構造(オリジナル) その2

今回は、オリジナルEB-1のブリッジ部分の紹介。ブリッジについては、各パーツをオリジナルとリイシューで比較してみた。

オリジナルEB-1のスタッド部分。EB-1に特徴的なボディのラインも確認出来る。こちらは二重線で引かれている。

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スタッドにサドルを取り付けたところ。

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ブリッジを取り付けたところ。

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弦を張ったところ。ロングスケールや太いゲージの弦は、このブリッジには合わないかもしれない。

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ブリッジ部分の近影

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左がオリジナル、右がリイシューのブリッジ。ブリッジ幅は1o程度オリジナルの方が狭いので代替は不可。

ジャック・ブルースが使用しているオリジナルEB-1は、オクターブピッチの出来るブリッジに付け替えられているが、 上の結果からすると、後のギブソンEBに使用されることになるブリッジでは幅が合わないので、特注して作らせたものを 使用している可能性が高い。60年代中期のサンダーバードに使用されているブリッジに似たものがあるが、おそらく ブリッジ幅が合わないので別物だろう。

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ブリッジをエンドピン側から見たところ。両端のイモネジでサドルにブリッジを固定させる。

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ブリッジを固定させる両端のイモネジを調整する極細のレンチ。inch規格の米国製。楽器屋で600円程度で手に 入る。下はオリジナルブリッジに用いられているイモネジを先端につけたところ。

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エピフォンEB-1のエンドピンとスタンドの風景(参考 その1)

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米国のUNIVOXから出ていたEB-1擬きの風景(参考 その2)

こちらはエピフォンと違いセミフォローボディとなっている。UNIVOXのサイトを見るとポール・マッカートニー仕様とあるが、ホフナーと言うよりはどう見てもEB-1のコピー。こちらはスタンドまでは再現されていないようだ。ボディ形状が本家の流れをくむエピフォンより、よりEB-1らしいのは皮肉な話。



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リイシューのノブはソンブレロ・ノブと呼ばれているもの。

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オリジナルのノブはスピードノブ風。

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ただ、最近になってアメリカのヴィンテージショップに売り出されているEB-1の中にこのスピードノブ とは違うレスポールと同じトップハットノブがつけられたものがあった。付け替えられたものかもしれないが、 ノブに付けられている色がこのノブと同様、ボディに合わせたブラウンであったところからオリジナルの可能 性もある。ちなみにこのEB-1は、56年製であった。



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