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ギブソンEB-1の構造(オリジナル) その8

オリジナルのエンドピンのクローズアップ。コントラバスのようにスタンドが装着出来る。



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こちらはエンドピンを取り外し、スタンドを取り付けたところ。

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これはリイシューのエンド部分。

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オリジナルとリイシューのエンドピンの比較。上がオリジナル、下がリイシュー。

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別の方向から見たところ。リイシューの方がやや長い。

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オリジナルで唯一EB-1と呼ばれた58年モデルの検証

「EB-1」の呼称については、従来の定説の誤りをすでにプロフィールで指摘したところだが、定評あるギブソン ・ベースのサイト(下記を参照)でもその誤謬は十分には訂正されてはいない。この出荷データの標記でもオリジナルは一括して 「Electric Bass」としてまとめられている。とは言え付けられているコメントには1958年にEB-1と呼ばれるようになったと記さ れているのは老舗サイトの面目躍如と行ったところだろう。


ここクリック



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実は、この58年に付けられているブリッジは、57年以前のものとは、ピッチに違いがあるかもしれない。少なく とも、手持ちにある、54年、56年には取り付けられない。むしろ、60年のEB-Oと互換があるので、58年のEB-2の登場に従い、少し 手が加えられた可能性がある。


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このボリュームとトーンのノブはオリジナルではない。本来なら、スピードノブが付いていたのだろうが、入荷 した時点で付いていなかったため、販売店の方で自作して付けたものとのことだ。これを販売したお店は、デット・ミント・クラブ(DMC)というヴィンテージ・レスポール などのオリジナルパーツの精巧なレプリカを販売しているということもあり、オリジナルEB-1にふさわしいノブを作成したとのこ とであった。


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見ての通り、シリアル番号のスタンプは、ブラックインキからホワイトのインキに変えられている。


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コントロールキャビティのコンデンサーもグレイタイガーから変更されている。


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同年代のレスポールのコントロールキャビティの画像も参考に上げておこう。同じコンデンサーが用いられてい るのが見て取れる。


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